第二の故郷の怖い場所
母の実家のある某県某市。
小さい頃、そこで怖いと感じていた場所が二つあります。
一つ目は、母の実家近くの線路沿いの散歩コース。
そこは、昼でも仄暗い雑木林でした。
子どもだったから、鬱蒼とした感じが怖かっただけかもしれないですが、数年後にテレビでやっていた怪奇特集で、その雑木林で心霊現象にあった、と語っていたドライバーの方がいました。
地元では有名な心霊スポットだという事でした。
もう一つは、駅近くの真っ白なマンション。
理由もなく、ただ、怖いと感じていました。
丁字路の突き当たりにそのマンションはあります。
そのマンションを目にすると、負のオーラを感じるというか、圧迫感があるというか。いつもなんとも言い難い感覚があったのを覚えています。
成人してから数年間、母の実家で暮らした事があったのですが、その地元の友人から、そのマンションも心霊スポットだという事を聞きました。
そのマンションは昔からあり、周囲には高い建物が他に無かったため、飛び降りに来る人が多くいたようです。
そこで亡くなった方々が幽霊として現れるという話しがあったようです。
今でもそのマンションには多くの人が住んでいます。
次の話は、母の実家に住んでいた時にアルバイトをしていたバイト先での出来事をお話ししたいと思います。