夏さんのちょっと怖い話

夏さんの近辺で起こったちょい怖な話を綴ったブログ

8年前のお盆の頃の話

この話は、先日書いた「ウェブで霊障?!」の記事の中でちょっとだけ出て来た内容です。

 

ウェブニュースのホテルでの怪現象の記事のコメント欄が、コメ主さん達の心霊話しで盛り上がっていたため、私も便乗して経験談を書きました。

私のその経験談をご覧になった方のお部屋の気圧が変わった、とその時にコメントをいただきました。

ウェブで他の方に影響を与えてしまったそんな経験談を今回、細かくお伝えしたいと思います。

 

あらかじめご了承いただきたいのが、これを読んだ方に何か影響があっても、私は責任は持てませんので、どうか自己責任でお願いします。

 

 

 

8年前のお盆の夜の事です。

 

私と飼い犬は、建て替え前の家で、キッチンと続き間になっている応接室にいました。

我が家の玄関チャイムは、玄関外でベルを押すと、キッチンで受信するようになっていました。

チャイムが古くて壊れかかっていたため、そのチャイム音は普通の音ではなく、ちょっと外れた音が鳴るものでした。

 

私が応接室にいた時に、我が家独特のちょっと外れた音で玄関チャイムが鳴り、外から女性の声で

「ごめんください」

と聞こえてきました。

 

応接室には、掃き出し窓が大きくとってあり、玄関は応接室のすぐ近くだったので、外からの声がはっきりと聞こえました。

 

「はーい。」

と、返事をしたあとに、我が家の犬を抱き上げて(我が家の犬は人が来ると吠えるので、犬をおとなしくさせるため)、応接室を出て、廊下を挟んだ向こう側にある居間にいた母に声をかけました。

 

「誰か来たみたい。早く出て!」

 

「えー?」

 

「いいから、早く出てよ」

 

そして、私は、再び応接室に戻りました。

母がお客様の対応をしている間は、犬を抱き上げたままでいようと、ずっと抱っこしていましたが、なかなか母が戻ってきません。

遅いな、と思っていたところで母が戻ってきて、叱られました。

 

「誰もいないじゃない!」

 

母には玄関チャイムは聞こえず、庭のハロゲンも点いていなかった、と。

母は、道路の方まで様子を見に行ったようでした。

 

返事もしちゃったし、玄関も開けちゃった…

 

と、思いましたが、特にその日、その後に何かあったわけではなく。

母もその時だけ怒ったものの、怖がっている様子も無かったので、病院で夜勤をしていた姉に、この話を送信して、それで満足して寝ました(夜勤の時にこんな話を送ってくるな、と後で怒られましたが)。

 

一週間から二週間後くらいの事だったかと思います。

 

母が、突然

「この前の事ね、大木さんに話したのよ。

こんな事があったのよ、まったく、あの子は変なことばっかり言うから嫌になっちゃうわ。

って」

大木さん(仮名)は、母のお友達です。

 

急に何の話しだろう?

と思って聞いていたところ

 

「そうしたらね、大木さんの娘さんのお友達が、○○の方で有名な、霊能者の方の姪御さんなんだって。

娘さんが、そのお友達にこの話をしたら、

 

最近この辺でも震災で亡くなった方が多数、彷徨っているので、お盆の時期でもあったし、家の明かりを見て、助けを求めに来たんじゃないかしら

 

って言われたんだって。

夏に伝えておいて、って言われたらしいのよ。」

 

マジですかっ( ̄◇ ̄;)

リアリティ有りすぎて怖いんですけどっ!!

 

と、ここまでの内容をもう少し端折って、ウェブニュースのコメント欄に載せました。

これにまつわる話は、ウェブで霊障?!の方をご覧ください。

 

それで、母から聞いた霊能者の方の情報をネットで調べてみたら、あっさりヒットしちゃうくらい有名な方でした。

なんでも、その姪御さんは、その霊能者の方のお仕事のお手伝いをしていた事もあるくらい、そちらの力が強いようです。

 

例えば、斎場の近くの道路を通りかかると、この世の人では無い方が車にお乗りになってしまうようで、斎場近くの道は避けて通っているというお話しも聞きました。

 

自分しか、視えない、聞こえない事の証明ってしようが無いんですけど、前出の返信コメントをくださった方であったり、霊能者の方の姪御さんであったり、私の経験した事は気のせいじゃないと裏付けしてくださるような事を言ってもらえたりすると、同じような経験や感じ方をする人っているんだなぁ、としみじみ思います。

 

ただ、残念ながら、その霊能者の方の姪御さんは、昨年ご病気でお亡くなりになってしまったそうです。

お会いする事は叶いませんでしたが、ご相談に乗っていただいた事もあったりして、とても感謝しています。

心よりご冥福をお祈りします。